中学英語のやり直し学習をして1ヶ月、オンライン英会話で学習して2ヶ月たち、英語学習を始めて合計3ヶ月が経ちました。この3ヶ月で、オンライン英語試験のCASECは126点アップしました!(TOEIC換算なら160点アップ、英検準2級レベル)
そこで、私がこの3ヶ月で行った中学英語の学習方法や、実際に使用した教材をご紹介します。社会人になって英語学習をやり直したい人の参考になれば嬉しいです。
中学英語のやり直し・初めの1ヶ月で勉強した教材と方法・学習時間
英語のやり直し学習で参考にしたのは、評価が高い「英語上達完全マップ」のサイトです。(書籍もあります:英語上達完全マップ―初級からTOEIC900点レベルまでの効果的勉強法)
まず、私は中学英語の文法・音読・発音をメインに学習しました。使用したテキストは、次の3冊です。
「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」で全体をサッとつかむ
中学 英語を もう一度ひとつひとつわかりやすく。で中学英語の復習をして、中学英語の全体的なことをサッとつかみました。この本はイラストが豊富で、英語初心者でもとてもわかりやすかったです。
少し残念に感じたのは、練習問題の英文が単調で少し飽きてしまったところ。文法の説明自体はわかりやすいのでおすすめです!
本の購入を迷う人は、YouTubeで著者がこの本を使って解説してくれている動画がおすすめです。
英会話ぜったい音読【入門編】で英語を声に出す練習
これまで、英会話の経験がほとんど無く、「英語を声に出して読む」ということもしていませんでした。そのため、英語を声に出すことに慣れるため、毎日音読をしました。
選んだテキストは英会話・ぜったい・音読 【入門編】。中学1〜2年の教科書から抜粋しているので簡単そうだと思って選びました。しかし、英語ブランクがある私には少し難しく感じる文章も多かったです。(学生時代からもともと英語は苦手教科なので)
私なりに工夫したのは、単語の下に発音記号を書きまくったこと。すでに読める単語でも再確認のために書いて、音読するたびにチェックしていました。
英語が話せるようになってから発音を矯正するのは大変だろうなと思ったので、基礎の間に発音記号通りの発音ができるように心がけていました。正直、書き込むのは面倒でしたが、読むときに意識できてよかったかなと思います。
「DVD&CDでマスター 英語の発音が正しくなる本」で発音記号を覚える
「発音はオンライン英会話を始める前にやっておくべき」ということをどこかで読んだので、発音もしっかり勉強しました。
英語やり直したてのときは、ほとんど単語を知らないので、一から発音を覚えるのはいい時期かなと思います。
発音の本はたくさん販売されていて、YouTubeにも動画がたくさん上がっていますが、私は付属のDVDに魅力を感じて「DVD&CDでマスター 英語の発音が正しくなる本」を購入しました。
DVDは口や舌の形がとてもわかりやすくて、ひとつひとつ発音記号を覚えるのにとても勉強になりました。
きれいな発音にはまだまだ遠い私ですが、この本のDVDとCDで練習したあとオンライン英会話のレッスンを受けたら、発音がいいと褒められることが多かったのが嬉しかったです!(まぁお世辞かも…ですが笑)
学習時間の目標は「少しでも毎日学習すること」
学習をするときの目標は「しんどくても毎日少しでも勉強する」ということくらいにしました。
1日○時間と決めてしまった方が良かったのかもしれませんが、仕事で疲れていたり体調が悪かったりしてできないときもあるので、とりあえず挫折しないように低めの目標にしました。
体調が悪いときなど、連続して学習する時間が取れないときには、このまま挫折しそう…と思うこともありました。Twitterやブログで学習記録をつけていたので「途切れさせたくないな」という思いがあって継続できています。
英語学習をするなら、人の目につくTwitterやブログで学習記録をつけるのがおすすめです。
オンライン英会話2ヶ月と並行して勉強した教材と方法・学習時間
中学英語やり直し始めから1ヶ月後、オンライン英会話を始めました。オンライン英会話の勉強だけでは不安なので、次の教材で学習していました。
引き続き「英会話ぜったい音読」でひたすら読む訓練
「英会話ぜったい音読」は1冊の本を5周するしくみなので、オンライン英会話を始めたあとも継続していました。
本の3周目からは読むだけでなく、英文の筆写作業も加わります。正直、ちょっと面倒に感じることも多く最後の方は書かずに読むだけでした…。
この本で学習していた約2ヶ月は毎日一定量の英語を声に出していたので、とてもいい訓練になりました。始めはしどろもどろで読むのが遅かった音読も、少しずつスピードアップしているのを感じたときは、とても嬉しかったです。
音読本が終わったらSIDE by SIDEで基礎の基礎から会話の練習
英会話・ぜったい・音読 【入門編】の本が終わってからはSide by Side Level 1
で音読をやりました。
SIDE by SIDEを始めた理由は、オンライン英会話で簡単な文章もスムーズに話せないことに気づいたので、パターン練習がしたいなと思って始めました。
SIDE by SIDEは長文が簡単で読みやすく、個人的には「英会話ぜったい音読【入門編】」よりもSIDE by SIDEを先にやればよかった…と思います。
発音はオンライン英会話で指摘されたところを重点的に練習
発音の本(DVD&CDでマスター 英語の発音が正しくなる本)はたまに練習する程度。オンライン英会話のレッスン中に指摘された間違い(主にrやl)を中心に練習しました。
この本のCDを使っての発音練習は、特に苦手な発音のところを重点的に行いました。
圧倒的な語彙力不足を解決するために「英単語ピーナッツ」
英会話のレッスンを受けていると圧倒的な語彙力不足を感じたので、「英単語ピーナツJUNIOR」で単語を覚えることに。この本は2〜3語のコロケーションで単語が紹介されているので、「一単語:ひとつの意味」という方式よりも意味を関連付けられるので私は覚えやすかったです。
「英単語ピーナッツ」のシリーズは、「頻出単語○○○語」みたいな単語帳で一語ずつ暗記するのが苦手な人に一度チェックしてもらいたい単語本です。
途中で挫折したものを紹介!テキスト以外に本を読む時間をとるのが難しい…
ここまでに紹介したテキストの他に、いろいろ手を出したものをご紹介します。英語ができないうちは、しっかり基礎を固めたほうがいいのはわかっていても、テキストって単調で面白くないんですよね…。
やってみたものの普段の英語学習の時間以外に時間を取るのが難しかったり、難易度が高かったりして途中で挫折してしまいました。
「Basic Grammar in Use」は3分の1くらい学習しましたが、やはり全文英語というのが難易度高くて…挫折。もう少し英語ができるようになったら再チャレンジしたいと思っています。
英語を英語で理解するのにいいという評判を聞きましたが、英語初心者レベルには少し難しかったです。(文法内容は簡単でも、英語の説明文というところで難易度アップを感じる)
あと、多読や英字新聞などの読み物系も少しやったのですが、結局放置気味です。これらは英語学習テキストのマンネリに飽きてしまったときのために、もっと取り入れたいところ。時間とお金がかかると思うとなかなか難しいので、工夫してあまり費用をかけないようにしたいです。
YouTubeでは英語のミッフィー動画にハマりました!
いわゆる「勉強」ではありませんが、一時期はまってしまったのがミッフィーの動画を英語で見ること。
なんといっても「かわいい!」ので、何回も見たくなってしまいました。この英語バージョンはナレーターと登場人物の声を一人の女性が演じているので、とても聞き取りやすいです。
子供向けの動画にありがちな高めの声ではなく、落ち着いた声なのも◎。1本の動画が5分程度と見やすい時間なので、英語学習に疲れたときの癒やしにおすすめです!
CASECの得点比較・この3ヶ月でどれだけ進歩したか結果を公開!

前回のCASEC受験のときは英語のやり直しを始めてすぐの時期で、なかなかひどい点でした。
今回、3ヶ月間しっかり勉強しただけあって、CASECの得点は一気に126点上がりました!他の試験に換算した目安での前回との比較は、TOEICは160点アップの520点、英検は1ランクアップの準2級レベルとなりました。
独学だと自分がどれだけ学習できているか分からず、まったく進歩していない気になって落ちこんでしまいがちになるので、定期的に試験を受けてモチベーションアップにつなげたいです。
CASECなら自宅で受けたいときにいつで受験できて結果もすぐに分かるので、独学の人に本当におすすめのオンライン英語試験です。費用もTOEICよりも安いですし。
CASECについて詳しくは、【CASEC】オンライン英語試験を実際に受けてみた!受験方法と結果を徹底紹介の記事を参考にしてみてくださいね。
公式サイト:CASEC
まとめ
英語のやり直し学習とオンライン英会話を始めて、3ヶ月の学習方法と成果をご紹介しました。
初回CASECは全然わからない状態でしたが、2回目にもなると少し英語が聞き取れたり語彙が増えたりして、ほんのわずかですが成長を感じられました。
まだまだ話せるようになるには遠いですが、この調子で少しずつ積み重ねていけたらいいなと思います!
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