オンライン英会話を始めるときに、「ウエブカメラって必要?」ということで悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
この記事では、実際にオンライン英会話で学習している私が、
についてご紹介していきます。
私は、オンライン英会話にウェブカメラは必要だと思っています。その理由から順番に解説していきますね。おすすめの商品が先に知りたい方は、こちらから記事を飛ばして読めます。>>オンライン英会話用のおすすめウェブカメラ【厳選3つ】
オンライン英会話にウェブカメラは必要?

インターネットにある口コミや評判では、「ウェブカメラはなくてもOK」という意見も多いですが、実際にオンライン英会話で学習している私は、
ウェブカメラは必要
だと思います。
特に、英語初心者でほとんど英会話ができない人は、必ずウェブカメラを使ってビデオ通話でレッスンすることをおすすめします。
なぜなら、英文が思い浮かばないときにジェスチャーや表情で伝えられるから。
「英語が話せない」のに「英語しか話せない」レッスンを受けるという難易度MAXの状態なので、頼れるものは何でも頼っておきたいところ。
「わからない」という英文が思い浮かばなくても表情なら一瞬で伝わるので、講師もすぐに対処してくれますよ。
私はオンライン英会話を初めてすぐは全然話せませんでした。
「もう一回言って欲しい」ときに人差し指を立てて「one more, please」と言ったり、あまりに聞き取れなくてぱぱパニックになったときは、眉間にシワを寄せて、表情でうったえたりしていました。
カメラがなくて音声だけだったら、沈黙が続いてしまいそうです。。。
ウェブカメラを使うメリットとデメリット
簡単に、ウェブカメラを使うメリットとデメリットをご紹介します。
表情が伝わること以外にも、発音を訂正してもらうためにもビデオ通話はお役立ち。
オンライン英会話で発音を直してもらうとき、講師が口の形を見せてくれてゆっくり発音してくれることが多いです。
日本人講師なら「口の形をこうして〜」とか「舌は巻いて〜」といった感じで教えてくれるのかもしれませんが、外国人講師からはあまり具体的な説明はありませんでした。
そのため、「発音もしっかり覚えたい」という人は、ウェブカメラを使ったビデオ通話がおすすめです。
これまでビデオ通話の経験がなければ恥ずかしく感じるかもしれませんが、2〜3回レッスンを受ければすぐに慣れますよ!
一番のデメリットは、ビデオ通話はデータ通信量が大きくなること。
光回線やWi-Fiを使っている人なら問題はありませんが、スマホの4GやLTEでレッスンする人なら気をつけておきたいところです。
以下の記事で、スマホでかかるデータ通信量について解説しています。Skypeの通信量やスクールごとの紹介をしていますので、ぜひチェックしてくださいね。
オンライン英会話用のウェブカメラの選び方

ここからは、オンライン英会話で使うためのウェブカメラをご紹介します。「きちんと表情がわかって、リーズナブルなウェブカメラ」という視点でご紹介します。
画素数は35〜120万画素程度でOK
画素数は、高くなると鮮明でくっきりした映像に、低くなるとザラザラしてあまり鮮明ではない映像になる傾向にあります。
35万画素〜500万画素くらいまで、さまざまな画素数のウェブカメラが販売されていますが、「オンライン英会話用」と考えるとあまり高い画素数のウェブカメラは必要ありません。
オンライン英会話で使うならテレビ電話ができればOK。画素数でいえば35〜120万画素くらいが使いやすくておすすめです。
私のノートパソコンに内蔵されているカメラは約90万画素。映像はきれいで普通に会話するのなら何も問題はないレベルですよ。
ドライバ不要なカメラなら、つなげるだけで使えて簡単
ドライバとは、カメラをパソコンに接続したときに入れるソフトのこと。プリンターを購入したときに、CD-ROMを使ってパソコンにドライバを入れる面倒な作業をした方も多いと思います。
ウェブカメラをパソコンで使うためには、基本的にはドライバをインストールする必要があります。
しかし、こういった手間が面倒に感じる人なら、つなげるだけで使える「ドライバ不要」と書かれているタイプが簡単でおすすめです。自動で面倒な設定をしてくれますよ。
設置場所に合わせて形を選ぶ
ウェブカメラの形を「設置する場所」に合わせて選びましょう。
大きく分けてこの2種類がありますが、おすすめはモニターにつけられるクリップタイプ。机の上に置くタイプは場所をとってしまったり、カメラのアングルが決めにくかったりします。
スタンドが動かせてどちらのタイプにも使える、2way・3wayタイプが一番便利です。
マイク・スピーカーの性能は気にしなくてOK。ヘッドセットがベスト
マイク・スピーカーのついたウェブカメラもありますが、オンライン英会話用なら無くてもOK。
ウェブカメラのマイク・スピーカー性能はあまり良くないので、ヘッドセットを別に購入するのがおすすめです。(ヘッドセットとは、マイクがついたヘッドホンのこと)
ヘッドセットなら、
といったメリットがあり、英会話のレッスンに集中することができますよ。
自宅でレッスンするなら「広角タイプ」は避けたほうが無難
広角タイプのウェブカメラは、通常のウェブカメラよりも画面に映る範囲が広くなります。会議などで広いスクリーンを映したいときや、大勢の人をひとつの画面に収めたいときにはとても便利です。
ところが、広角タイプを自宅で使うと、自分の背後が広い範囲で映し出されてしまいます。つまり、部屋の映されたくない部分まで講師に見られてしまう可能性があるということ。
別に見られてもOKな人なら問題ありませんが、部屋をできるだけ映したくない人は、広角タイプは避けた方が無難です。
オンライン英会話用のおすすめウェブカメラ【厳選3つ】

ここまでご紹介した選び方をまとめます。
この4つのポイントを目安に、おすすめのウェブカメラを厳選して3つご紹介します。
迷ったらコレ!シンプルで使いやすい「ロジクール ウェブカメラ C270n」
このロジクールのウェブカメラは、Amazonで「ベストセラー商品」としてよく1位になっている商品。「ウェブカメラ、どれを選んでいいかわからない!」という人は、これを選んでおけばOKです。
おすすめのポイントは、
と、超リーズナブルできちんと使える優秀なスペック。ロジクールの商品なら2年保証なので、万が一壊れてしまったときも安心です。
お手頃価格が嬉しい「iBUFFALO 120万画素Webカメラ BSWHD06MBK」
こちらも1,000円台で購入できるお買い得なウェブカメラ。Amazonでの評価が割れているのが気になるところですが、画質にこだわり過ぎない人ならOKでしょう。
iBUFFALOのウェブカメラのおすすめポイントはこちら。
ウェブカメラをパソコンにつなぐと、ドライバを自動でインストールしてくれるので面倒な設定作業なしで使い始めることができます。
カメラのスタンドの形が変えられるので、ディスプレイや机の上など好きな場所に設置できるのが嬉しいところ。
画面に映る範囲をチェックしながら、見られたくないものが映らないようにカメラの位置を決められますよ。
きれいに映るウェブカメラが欲しいなら「ロジクール ウェブカメラ C525n」
上でご紹介した2つの商品よりも、もう少しきれいに映るウェブカメラが欲しいなら、4,000円台で購入できるこちらのロジクール C525nがおすすめです。
自動でピント調整してきれいに撮ってくれるから、自分で設定する手間がいらないので便利。
- 「パソコンの設定とかよくわからない」
- 「オンライン英会話でも、きれいな映りでレッスンしたい」
という人は、同じロジクールのC270nよりもこちらの商品の方がおすすめです。
カメラのレンズが360度動かせるので、ベストな角度で映すことができるのが嬉しいポイント。
このウェブカメラも2年間のメーカー保証がついています。
オンライン英会話は、始めると数ヶ月〜何年も続けるという人がほとんど。きれいな映り重視なら、初期投資としてちょっといいカメラを買うのがおすすめです。
ウェブカメラの使い方

使い方は商品によって違いがありますが、使い始めるためにやることはだいたい同じです。
- USBでパソコンにつなぐ
- ドライバのインストール(不要な商品もあり)
このあとは、使用するソフトがSkypeかウェブブラウザ(Chromeなど)によって異なります。
Skypeでウェブカメラを使う場合
Skypeでつないだウェブカメラを使うためには、次のように行います。
- Skypeの設定から「音声・ビデオ」を選択する
- 「ビデオ」と表示された隣に、接続しているカメラ名が表示されるので、あっているか確認
- もし違っていれば使いたいカメラの名前に選択しなおす
ウェブブラウザ(Chromeなど)で使う場合
オンライン英会話スクール独自のシステムを使う場合は、ウェブブラウザ(Chromeなど)を使ってレッスンすることになります。
使い方はこちら。
- スクールのレッスン画面にアクセス
- 「カメラのアクセスを許可しますか?」といった警告が表示される
- 「許可」を選択すると、接続しているカメラが使用可能になる
Macを使っている人で「許可してもカメラが使えない」という人は、
- Macの「システム環境設定」をひらく
- 「セキュリティとプライバシー」をひらく
- 「カメラ」という項目で、使用したいブラウザにチェックマークを入れる
とパソコン側でも設定すると、無事に使えるようになります。
スマホはウェブカメラとして使えないの?

「わざわざウェブカメラを買わなくても、スマホについているカメラをウェブカメラにできないの?」と感じる人も多いのではないでしょうか?
Androidで「DroidCam」という無料アプリがあり、これを使うとスマホのカメラがパソコンのウェブカメラとして使えるようになります。
ただし対応OSが限られていて、Android・Windows・Linuxのみ。
私はMacを使っているため試すことはできませんが、気になる人は一度試してみてはいかがでしょうか?
少し調べてみたところ、スマホとパソコンの設定などが面倒そうで、「安いウェブカメラを買ってパソコンに繋げっぱなし」の方が結局は使いやすそうな感じがします。。。
まとめ
オンライン英会話で使うウェブカメラの選び方やおすすめ商品をご紹介しました。
安くてもきちんと使えるウェブカメラが欲しい人には、1,000円台で買える「ロジクール ウェブカメラ C270n」がベスト。
「安い」ということに重点をおくとあまり選択肢がないので、ほとんどの人はこれを選ぶことになるでしょう。
よくわからない中国メーカー(?)の商品もありますが、品質や保証などの面で疑問があるのでおすすめしません。ロジクールの商品なら2年間のメーカー保証があるので安心して使えます。
迷っているなら、ひとまずリーズナブルなカメラを買って実際に使ってみるのがおすすめです。
レッスンのために必要な「ヘッドセット」については、こちらの記事をぜひ参考にしてくださいね。>>オンライン英会話のヘッドセットの選び方|予算に合わせて3つのタイプとおすすめ商品をご紹介!
ウェブカメラ・ヘッドセットはコスパのいいものを買えば、両方あわせて3,000円程度で揃えられます。同時に購入して、スムーズにオンライン英会話を始めましょう!
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