オンライン英会話を受けるために必要なネット回線。自宅などで固定回線やWiFiが使えれば問題ありませんが、一人暮らしだと「スマホしか無い」という人も多いかもしれません。
Wi-Fiが使えない環境だと、気になってしまうがデータ通信量がいくらかかるのか?ということ。
そこで、この記事では、
ということをご紹介します。
スマホでオンライン英会話をする方法
スマホでレッスンを受ける場合、受講するシステムの違いが2種類あります。
さらに、通話方式は2種類から選べます。
音声通話とは、普通の電話のように「音声」だけでやり取りする通話方法。
ビデオ通話とは、お互いの映像を映し出して、テレビ電話のように顔を見ながら話せる通話の方法です。
スクールでは基本的にビデオ通話を勧めていますが、音声だけの通話もOKなスクールが多いです。
Skypeでレッスンした場合のデータ通信量の目安【音声・ビデオ通話】
まずは、Skypeの通信量の目安をご紹介します。1ヶ月間に受けるレッスン回数で計算しました。
Skypeを使うスクールは、ジオスオンライン
・hanaso
・エイゴックス
・産経オンライン英会話など。
音声通話 | ビデオ通話 | |
1レッスンあたりの使用容量 | 75MB | 900MB |
週1日、月4回のレッスン | 300MB | 3,600MB (3.6GB) |
週3日、月12回のレッスン | 900MB | 10,800MB (10.8GB) |
1日1レッスン、月30回のレッスン | 2,250MB (2.25GB) | 27,000MB (27GB) |
通信環境によって違いがあると思いますが、だいたいこのような感じです。
音声通話とビデオ通話を比較すると、ビデオ通話は音声通話の約12倍のデータ通信量がかかります。
Skypeで週3日程度ビデオ通話でレッスンするだけで、10GBを超えてしまうので要注意。
また、多くのスマホやタブレットは、大量にデータを使用すると制限がかかり通信速度が低下します。速度が低下すると、音声やビデオが遅れてスムーズにレッスンができなくなることも。
速度制限がかかる条件は、契約している会社やプランにより異なりますが、一般的なのは1ヶ月間に7GB以上使った場合。音声通話なら約92回、ビデオ通話なら約7回のレッスンが、速度制限の目安です。
簡単にまとめると、
といった感じです。速度制限に引っかかりたくない人は、音声通話がおすすめです。
Skypeの使い方については「Skypeのインストール方法と使い方を徹底解説」をぜひ参考にしてください。
スクール独自のレッスンシステムの通信量の目安【音声・ビデオ通話】
スクール独自のシステムは、
のどちらかを使い、スクールごとによって違います。
ここでは、レアジョブ・ネイティブキャンプ・DMMの通信量の目安をご紹介します。
レアジョブのアプリでレッスンした場合の通信量の目安
まず、レアジョブ英会話
のアプリを使用したデータ通信量の例をご紹介します。
音声通話 | ビデオ通話 | |
1レッスンあたりの使用容量 | 50MB | 200MB |
週1日、月4回のレッスン | 200MB | 800MB |
週3日、月12回のレッスン | 600MB | 2,400MB (2.4GB) |
1日1レッスン、月30回のレッスン | 1,500MB (1.5GB) | 6,000MB (6.0GB) |
先にご紹介したSkypeよりも、通信量がぐんと安くなっているのが魅力。
レアジョブならほぼ毎日ビデオ通話でレッスンしても、通信速度制限がかかる7G以内に収まりそうですよね。
公式サイト:レアジョブ英会話
ネイティブキャンプのアプリでレッスンした場合の通信量の目安
ネイティブキャンプ
のアプリでレッスンした場合の目安はこちら。
音声通話 | ビデオ通話 | |
1レッスンあたりの使用容量 | 20MB | 100MB |
週1日、月4回のレッスン | 80MB | 400MB |
週3日、月12回のレッスン | 240MB | 1,200MB (1.2GB) |
1日1レッスン、月30回のレッスン | 600MB | 3,000MB (3GB) |
ネイティブキャンプは、ビデオ通話でもかなり通信料が抑えられそうです。
毎日レッスンしても3GB程度なら、格安SIMのデータ専用を使うと月額1,000円程度。これくらいなら、お財布にもやさしいと言えるのではないでしょうか。
公式サイト:ネイティブキャンプ
DMMでレッスンした場合の通信量の目安
DMM英会話はアプリは無く、ウェブブラウザでレッスンします。DMM独自の「Eikaiwa Live」というシステムを使うため、音声通話でも比較的通信量がかかります。
音声通話 | ビデオ通話 | |
1レッスンあたりの使用容量 | 150MB | 750MB |
週1日、月4回のレッスン | 600MB | 3000MB (3.0GB) |
週3日、月12回のレッスン | 1800MB (1.8GB) | 9000MB (9.0GB) |
1日1レッスン、月30回のレッスン | 4500MB (4.5GB) | 22500MB (22.5GB) |
音声通話でも結構データ通信量がかかり、Skypeの音声通話の倍くらいになります。
このため、DMMを受けたい人は、スマホ以外の通信手段を考えたほうが良さそうです。
公式サイト:DMM英会話
スマホでビデオ通話でレッスンしたい人には「Wimax」【格安SIM】
データ通信量から考えて、スマホでレッスンを受ける場合は、
ということが言えます。
オンライン英会話は、(特に初心者は)ビデオ通話で講師と対面しながらレッスンした方が、断然学習しやすいです。
そこで、
このような人におすすめなのが、小さくて持ち運べるWi-FiのWimax。
などなど、メリットがたくさん。固定回線のような面倒な工事がないので、機器を手に入れればすぐに使えるのが嬉しいところです。
デメリットは、普段のスマホ代金にWimaxの料金がプラスされてしまうこと。しかし、格安SIMと組み合わせると月額5,560円〜スマホとWimaxの両方が使えます。
格安SIMにしようかどうか迷っていた人も、オンライン英会話をきっかけにして変えてみてはいかがでしょうか。
不安なら一度体験レッスンで測ってみるのがおすすめ
これまでデータ通信量をご紹介しましたが、あくまでも目安。
使用するスマホ・タブレットやレッスンを受けるスクールなど、個人の環境によって通信量は結構変わってしまいます。
「予測していたよりも通信量を使っていた!」と請求されてから驚かないように、事前に無料体験して一度データ通信量を測ってみるのがベスト。
どのスクールも無料体験があり、
など、自分の環境で確かめることができます。
パソコンで固定回線でレッスンするなら、ほとんど問題は起こらないと思いますが、スマホは環境差・個人差が大きく、本申込みする前に確認しておくべき。
外でレッスンしたいという人は、必ずその場所で実際に試してみましょう。
Kimini英会話
とECCオンラインレッスン
は、iOSのみアプリあり
それぞれのスクールについては、オンライン英会話の無料体験記・初心者のオンライン英会話の選び方もぜひ参考にしてくださいね!
スマホにおすすめのスクールを6校厳選しました。>>スマホにおすすめのオンライン英会話スクール6選!学びたいタイプ別に徹底紹介【アプリ・ブラウザ・Skype】
通信量を少しでも節約するために無料Wi-Fiを見つけよう
音声通話やアプリの使用以外で通信量を節約するためには、無料でWi-Fiが使える環境を見つけるのがおすすめです。
ただし、25分間英語で会話しても周囲に迷惑をかけない場所でレッスンしましょう。
カフェやネットカフェなどの無料Wi-Fiは、英語で25分間通話することを考えると「ちょっと厳しい」と感じる人が多いのではないでしょうか。
オンライン英会話は週何回も受けて何ヶ月も継続するもの…と考えると、無料Wi-Fiできる場所を確保するのは、なかなか難しいかもしれません。
個人的には、無料Wi-Fi探しに時間をかけるなら、自分に投資だと思ってWIMAXを使う方がおすすめです。
集中できる環境で早く英語を習得して、キャリアアップや転職などに繋げた方がメリットは大きいと思います。
まとめ
スマホでオンライン英会話を受けたときのデータ通信量の目安や、スクールの比較などをご紹介しました。
簡単にまとめると、
ということが言えます。
オンライン英会話で快適なレッスンを受けるためには、安定した電波・通信環境を確保するのがかなり重要です。
せっかくオンライン英会話で勉強するのであれば、自分に投資していい通信環境を整えましょう!
通信量を確かめるためのスクール選びに、こちらの記事も合わせて参考にしてくださいね。
- 【オンライン英会話の始め方】レッスンに必要なものと準備しておくことを総まとめ!
- オンライン英会話の無料体験記(有名スクールごとの体験談)
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