多読を始めたばかりの人でも読みやすい、やさしいレベルの英語で書かれた本が無料で読めるOxford Owl。
英語超初心者の人から始められるLevel 1を読み終えたら、Level 2から順番に読んでいきましょう。この記事では簡単な絵本レベルのLevel 2から、少しストーリーを感じられるLevel 5までをご紹介します。
Oxford Owlで無料本を読むためには会員登録が必要です。詳しくはこちらの記事へ>>【無料で多読】Oxford Owlの登録から使い方まで完全解説!
Oxford Owl直接リンクが貼れないため、Amazonのリンクを貼っています。また、ラインナップは2020年3月現在のものです。
Oxford OwlのLevel 2の特徴とおすすめ本
Oxford OwlのLevel 1では英文がなくてイラストだけの本も多かったのですが、Level 2になるとどの本も英文が書かれています。英文の量は1ページ1行〜5行程度と短いので、1冊あたり2〜3分程度で読めると思います。
「全部読む時間はない」「簡単なレベルに時間をかけたくない」という人は、「Biff, Chip and Kipper Stories」のシリーズがイラストがかわいくて、男の子を中心とした家族のお話が楽しいのでおすすめです。
Oxford OwlのLevel 3の特徴とおすすめ本
Level 3もLevel 2と英語のレベル的にはあまり変わりません。
これまでは、1ページごとに説明文のような感じでしたが、このレベルあたりから、本全体の流れが楽しめるように、ややストーリー感があります。
個人的には、コンピュータグラフィックで書かれた本よりも、手書きイラストで書かれた本の方が面白いかなと感じます。
「多読はイメージでとらえて、辞書は引かない」方がいいと言われていますが、私はどうしてもleekの意味が分からず調べたら「ネギ」とのこと。イラストにネギが出ていますが、確信が持てませんでした…。
Oxford OwlのLevel 4の特徴とおすすめ本
Oxford OwlのLevel 4になっても文章量は少ない本が多いですが、これまでよりも使われている修飾語や文法のバリエーションが増えてきます。現在完了形・感嘆文・to不定詞・Shall〜などなど。(これまでにも出ているかも知れませんが…)
これまではどちらかというと説明文みたいなぶつ切りの文章が多かったのが、ちょっと表現が豊かになってきたかなと感じました。
「Level 1や2みたいに、あまりに簡単すぎるのはちょっと…」という人は、このレベルから始めてみても。
ここでもおすすめは「Biff, Chip and Kipper Stories」シリーズ。「どれを読んだら良いかわからない」という人は、このシリーズを読んでおけばOK。どれもかわいくて、ちゃんとストーリーがあって面白いです。
Oxford Owlの中には物語以外に詩(poem)もありますが、私は正直なところあまりおもしろいと思えずほとんど読んでいません。お子さんがいる家庭なら言葉遊びとして声に出して読むと楽しいのではないでしょうか。
Oxford OwlのLevel 5の特徴とおすすめ本
あくまで個人的な感覚ですが、Level 5くらいになると中学1年生の最初に出てきそうなレベルの文章量とストーリー展開が楽しめる感じになってきます。
「Biff, Chip and Kipper Stories」シリーズばかりをおすすめするのもアレなので、たまには違ったテイストもご紹介。
こちらは絵本作家の Julia Donaldson という人の生い立ちが書かれた自伝的なもの。といっても、難しい単語は使われれておらず内容も簡単です。物語に飽きた人は、少し違ったテイストも読んでみるといいのかもしれません。
Oxford Owlのこのレベルが簡単すぎて飽きてきてしまったら…
「絵本レベルからの多読がいい」といっても、簡単な本ばかり読んでいても飽きてしまうのも事実ではないでしょうか?
私も英語初心者ながらにLevel 1から読み進めていますが、ストーリーがあまりないので何冊も連続で読むと飽きてしまいます。
そこでおすすめなのがKindle Unlimited。
Kindle Unlimitedは、Amazonの電子書籍が月額980円で読み放題になるサービスです。日本語の本だけでなく洋書も読めます。
アルクから出版されている英語学習本もよく読み放題に入っているので、英語学習者なら980円のもとは十分取れます。
多読についての書籍も読み放題に入っていることが多く、「多読ってそもそも何だっけ?」という人や、「もっと効率よく多読したい」という人にもKindle Unlimitedはおすすめです。
申し込み初回は30日間無料で使えるので、じっくりお試しできるのが嬉しいところ。Kindle端末がなくても、パソコン・タブレット・スマホのKindleアプリで読めます。
Kindle Unlimitedの多読については別の記事に詳しくまとめましたので、ぜひ合わせて参考にしてくださいね。>>多読をできるだけ安くしたいならKindle Unlimitedを徹底活用しよう!
多読の記録には「読書記録手帳」がおすすめ
やみくもに多読するのもいいですが、読んだ本と語数を記録していくことでモチベーションアップに繋がります。
英語の多読の記録には「読書記録手帳」として販売されているものがおすすめです。
私も記録していますが、ほんの少しずつでも読んだ語数が増えていく様子が目に見えてわかるので、「頑張って続けていこう」と思えます。
多読の本を購入しなくてもこの手帳に多読のやり方が書いてあり、「100万語読むために、どのレベルの本をどのくらいの語数読めばいいか」がわかりやすくて便利。
値段も安いので、これから多読を始める人は購入して記録を始めてみてはいかがでしょうか?
まとめ
無料で読めるOxford OwlのLevel 2〜5についてご紹介しました。
まだまだペーパーバックには遠いレベルですがLevel 1のころと比べると、かなりストーリーが楽しめるようになったと感じるのではないでしょうか?
Oxford OwlではLevel 20まで無料で読める本が用意されているので、まだまだ始まったばかりです。英語を英語のまま理解できるように頑張りましょう!
エイゴ道では、多読だけでなくオンライン英会話や英検についても発信しています。こちらもあわせて参考にしてみてくださいね!
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