社会人になって10年以上ぶりに英語の勉強をはじめて、中学英語の復習をしました。まだ英語をあまり理解できているとはいえず、全然話せない状態でオンライン英会話を始めました。
全部で9校無料体験したなかから選んだスクールは「産経オンライン英会話」。最初は自己紹介もままならないほどダメで、講師が言っていることも半分以上はわからない状態でした。
英語初心者がオンライン英会話で学習した初めの1ヶ月の感想や悩み、英語学習に使った教材などをご紹介します。
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オンライン英会話1ヶ月で進歩したと思うこと

まずはオンライン英会話を1ヶ月続けて思ったことから。産経オンライン英会話で9月30日から10月29日の1ヶ月で23回のレッスンを受けました。昼間は仕事をしながらなので、自分では結構頑張ったと思います!
少しは講師の質問が聞き取れるようになった
英会話始めてすぐは、講師の言うことがあまり聞き取れず、単語から内容を推測する感じでした。質問されても何を聞かれているのか分からず、チャットボックスに書いてもらったら、今日は仕事休み?とか、何時に家に帰ってきた?という程度の質問でした。
とにかく、推理して、何か英語をむりやり答える感じ。聞き取れなかったら言い直してもらうけど、何回聞いても聞き取れないものは聞き取れない。何度も言い直してもらうのが申し訳ないので、推測して答えるか、適当に愛想笑いして乗り越える感じです。
聞き返すにも遠慮してしまっていました。間違えたらどうしようと思うと、何か聞き返す勇気が出ませんでした。
毎回似たような質問をされることが多いので、1ヶ月もたつと聞き慣れてきて、ほんの少しは講師の質問が聞き取れるようになりました。
自己紹介文が言えるようになった
自己紹介なんて簡単…と思っていたけど、実際に言うとなると難しい。それほど低い英語力でよくオンライン英会話を始めたものだと思います。
新しい講師になるたびに、レッスンのはじめに自己紹介をするように言われるので、自己紹介の文章がスラスラと言えるようになりました。
英会話を始めてすぐは全然言えなかったので、講師に訂正したものを覚えた感じです。と言ってもそんなに複雑な文章ではありません。
今の私のレベルで言っている自己紹介文は次の用な感じです。
My name is ○○. Please call me Kazu. I live in Wakayama Prefecture in Japan. I am an office worker in a hotel. My hobbies are knitting and reading books.
基本はこれだけです。ここから、講師が話を広げていってくれる感じです。よく聞かれた質問は次の通り。
- どのくらいの期間働いているか?
- 仕事は好き?それはなぜ?
- 仕事の内容を教えて
- 和歌山はhometown?hometownはどこ?
- 家族と住んでいる?一人で住んでいる?アパート・持ち家どっち?
- 趣味の編み物で何を・誰に作っている?
- 趣味の読書は何を読んでいる?どんなジャンルが好き?
また、英語学習に関しては次のような質問が多いです。
- どうして英会話の学習をしているの?
- いつから英語の学習をしているの?
- これまでに他のオンライン英会話をしたことがある?
- どうしてこのスクールを知った・選んだの?
本当ならもっと気の利いた自己紹介をしたほうが良いのかもしれませんが、今のところ初心者コースならこの程度も大丈夫です。
はじめは少なくても、講師を変えるたびに自己紹介は行われるので、だんだん慣れてきて言葉も増えてきます。
聞き取りやすい英語の講師なら、簡単なフリートークが楽しめるようになった
講師の声が聞き取りやすくてやさしい英語で、どんどん話してくれる講師とは、少しフリートークが楽しめるようになりました。
例えば、どんなジャンルの本が好きか、映画は好きか、どのくらい行くかみたいな会話です。途中で、たくさん話されてわからなくなるときもありますが、全然聞き取れなかったことを考えると大きな進歩。
ただ、ナチュラルスピードでバババッと話されたときは、まったくわかりません。適当に相槌うっていたら、気付かないうちに質問されていた…何ていうことも。そして質問内容が聞き取れず、何回も聞き返す→それでも結局聞き取れず、うやむやになったことは数しれず。
フィリピン人の講師のせいか人によって発音に差があるなと感じました。ネイティブっぽくて聞き取りやすい発音の人と、少しなまっていて早口になるとまったく何を言っているのかわからなくなる人がいます。
そもそも私のリスニング能力が低いので、講師の発音が〜なんて言える立場にないのですが。
反省点と次の月へ向けた対策
1ヶ月も続けると英語を話すことに抵抗がなくなったのはいいところですが、反省点もあります。反省点と2ヶ月目に向けた対策を考えました。
反省点:簡単なレベルのレッスンだからと復習をほとんどしていなかった
産経オンライン英会話の日常英会話コースのなかでも一番簡単なレベルのレッスンをしているせいか、あまり復習をしていませんでした。英作文を作るために予習はしていましたが、特に復習のことを考えていなかったのは反省点です。
たくさんチャットに残してくれる講師の場合は、文章を見直していました。毎日なんとなく25分話すだけでは進歩を感じなかったので、もっと復習をしないといけないと思います。
対策:レッスンのレベルを一つ上げた
自分にとって簡単すぎるレベルも勉強にならないのかと思い、ひとつレッスンのレベルを上げることにしました。これまでは初級(A1)だったのを初中級(A2)にレベルアップ。
これまで、産経オンライン英会話でのレッスンのテキストは一番簡単なものを選んでいたため、何人かの講師からレベルをあげたほうがいいと言われていました。
私が受けていた初級は英検4・5級、TOEIC350点以下程度なので、簡単といえば簡単な内容でした。ただ体験レッスンのときに初級からの方がいいと言われたのでそのまま続けていました。しかし、正直なところ単調なテキストで飽きてきました。
産経オンライン英会話の初中級は英検3級・準2級程度、TOEIC350〜500点程度の難易度です。中学英語を復習した後ならこのレベルからでも特に問題はなさそうと考え、初級→初中級に変更しました。
ただ簡単なレッスンを受けた時間はまったくムダではなく、「外国人と英語を話すこと」自体に慣れていなかった私にとっては、初級を1ヶ月程度やってよかったかなと思います。
オンライン英会話の初めの1ヶ月と同時にした勉強は「音読・発音・文法」
オンライン英会話だけでは英語の力はつかないと思い、自分でテキストを購入して学習しました。
どんな英語学習方法がいいのか分からなかったので、参考にしたのは英語上達完全マップ。
英語上達完全マップは、英語の学習方法でよく耳にするので、自分の勉強に取り入れました。
- 音読
- 短文暗証=瞬間英作文
- 精読
- 文法
この4つを大きな柱として、中学英語レベルの英語学習を行いました。
- 音読→「英会話・ぜったい・音読 【入門編】
」
- 短文暗証=瞬間英作文→「Side by Side Level 1
」
- 精読→多読
- 文法→「中学 英語を もう一度ひとつひとつわかりやすく。
」「Basic Grammar in Use 」
Basic Grammar in Useは全文英語で書かれた英文法テキストで、文法自体は中学英語レベルですが、質問文も英文のため難しく感じて途中で挫折しました。
まとめ
オンライン英会話を始めて1ヶ月は、少しは英語に慣れてきたものの、ほとんど話せないことが多くモヤモヤした気持ちの方が大きいです。
自分には産経オンライン英会話は難しかったのではないか、もっと文法を1から教えてくれるスクールや、ネイティブの講師の方が良かったのでは…などなど不安は消えません。
やっぱりもっと英会話ができるようになってから始めればよかったかなとも思います。また、仕事と家の往復の単調な毎日を過ごしているので、フリートークで「休みは何をした?」とか「このレッスンのあとは何をする?」みたいな質問が正直つらいです。
一番つらいのは、自分が正しい方向に進んでいるのか不安でも相談する相手がいないこと。悩みを話せるほど英語力はないし、日本語で相談できる相手もいないので。
まだまだ始まったばかりで挫折しそうですが、2ヶ月目も頑張りたいと思います!
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